育毛とヘアサイクル
人間の髪の毛は日本人で10万本から15万本といわれています。髪の毛には1本1本に寿命があり、発毛した毛が成長し、やがて抜け落ち、そしてまた生え始めるといったサイクルを繰り返しています。
これを「ヘアサイクル」といい、期間は男性では3年〜5年、女性では4年〜6年といわれています。
また、ヘアサイクルは毛母細胞の分裂が活発でグングン髪が伸びる「成長期」と、毛母細胞の活動が低下しほとんど成長しなくなる「退行期」、完全に成長が止まり髪が抜けてしまう「休止期」に分けられます。
私たちを悩ませる薄毛・抜け毛の原因のもっとも重要なことのひとつは、このヘアサイクルが短く(1〜2年)なったことで、髪が完全に成長する前に抜けてしまうということです。次に生えてくる髪の種が成長する前に抜けてしまうと、すぐに髪の毛が生えて来ないので髪のボリュームが少なくなってしまいます。
ヘアサイクルに異常がある場合の抜け毛の特徴は、成長初期の柔らかい毛髪が抜け落ちてしまうということです。
なお、ヘアサイクルが正常でも寿命を終えた髪の毛は自然と抜け落ちていくものですから、あまり神経質にならずに、抜けた髪の毛の状態を確認してから育毛剤等の処置を始めた方が良いでしょう。